
ヘブバン3章クリアしたけどわからないことだらけで今後の展開が気になりすぎる!
という方に向けて当記事では麻枝氏の過去作「MOON.」と比較してヘブバンの今後の展開を予想します。

私はいわゆる鍵っ子(keyの熱心なファン)です
特に本作も担当しているライターの麻枝准氏が好きで、MOON.以降の作品を全てチェックしておりヘブバン3章もクリア済みです
なぜここにきてMOON.かというと、私はかねてよりMOON.の設定がヘブバンと似ていると考えていました。
そこで先日MOON.を購入してクリアしたところ想像以上にヘブバンとの類似点がありました。
もちろん今後ヘブバンがMOON.と同じ展開になるとは言えませんが、MOON.ではどうなったかを知ることによってヘブバンの今後の展開を想像する楽しみが増えると考えましたのでこの記事で皆さんに共有します。

結論として麻枝氏は、当時ゲーム作りが粗削りだったMOON.の完全版をヘブバンで目指しているのかなと考えるに至りました
※注意:当記事はヘブバン3章クリア後、及びMOON.のネタバレを含みます。
ネタバレなしの3章感想記事はこちらです。
>>>【ネタバレなし】鍵っ子がヘブバン3章をクリアした感想・評価4選
※当記事は2022年4月時点の情報です
解説動画:【ヘブバン3章ネタバレ】MOON.の完全版だった!?展開を考察する【AI音声】
この記事の内容は下記動画でも紹介しております。
MOON.の概要

MOON.とはNEXTONというメーカーのブランドであるTacticsより1997年に発売したPC用アドベンチャーゲームです。
麻枝氏を始めKeyの主要メンバーが初めて集結した作品で、事実上のKeyの第一作と扱われることもあります。

作風は現在と異なり、かなりサイコでバイオレンスな内容となっております
それでも根底には家族愛があったりするんですが
予想① つかさの母はセラフに適合できずに亡くなった

MOON.の主人公の郁未は母親と仲良く暮らしていましたが、母親はある日「FARGO」という宗団に入信してしまいます。
数年後母親は帰ってきますが、すぐに謎の変死をしてしまいました。
郁未は母親の死の謎を探るため、単身FARGOに乗り込むのです。

これはヘブバンのつかさっちと境遇が被ります
つかさっちも軍の研究員だった母親の死の真相を突き止めようとしているためです
MOON.ではなぜ母が死んでしまったのか?
MOON.での母親は「不可視の力」を制御できなかったことで死んでしまいました。
不可視の力はヘブバンでいうセラフのような特殊な能力で、力をコントロールできないと鼻を始め体中の穴から血を出して絶命してしまいます。

FARGOとは不可視の力を研究して人間兵器を作り出すことが目的の組織だったのです
MOON.を踏まえてヘブバンの展開予想
MOON.の展開をヘブバンに置き換えると、つかさっちの母親はセラフに適合できずに死んでしまったということになります。
生身の人間ではセラフを使用することはできない ⇒ ナービィを利用しよう!と軍が考えたと予想します。
予想② セラフの力を得るにはキャンサーが必要

MOON.の不可視の力をもう少し掘り下げて説明します。
不可視の力とは地球外生命体の細胞を人体に注入することで発動できるようになり、考えていることや精神力を物理的な力に変える能力です。
肉体の強度を化物クラスに強化したり、目の前の物を触れずに破壊することが可能になります。

不可視の力をセラフに置き換えて考えると、セラフの力を得るためにはキャンサー(地球外生命体)が必要ということになります
キャラによってセラフが異なるのは元々の素質によって形状が変化する性質なのかもしれません。
予想③ 特殊な才能を持っているとセラフに適合しやすい

MOON.のFARGOでは入信時に審査を行い、素質によってA、B、Cのクラス分けをします。
これまでの人生で辛い経験をしている程不可視の力を制御できる精神力があると判断され、Aに近いほど素質があると判定されます。
ヘブバンでも入隊時の審査を経て、31-A、31-Bのようにクラス分けされます。

ヘブバンの軍では序列を決めるためではなさそうですが、クラス分けに意味があるのは間違いないでしょう
ここでヘブバンのキャラは常人とは思えない才能を持っているキャラばかりなのが気になるところです。
特殊な才能を持っている方がセラフに適合しやすいのではないか?と予想します。
ヘブバンはMOON.の完全版を目指している?
ヘブンバーンズレッド、セルラン1位です!✨
— ゆーげん (@Yuugen_99) February 28, 2022
新規IPとして全てのキャラのADV立ち絵を描くと言う狂気を達成した甲斐がありました。ありがとうございます!
麻枝さん、WFS&VAさんおめでとうございます!#ヘブバン pic.twitter.com/SrOXP38rLW
MOON.をプレイして感じたのが非常に尖った内容で粗削りな作りだということです。
やろうとしている事は非常に野心的で、麻枝氏が大学で学んでいた心理学も取り入れられており、当時の考察サイトも数多く確認しました。
しかしゲーム開発経験が不足していたということもあり、メンバー含め構想を形にする技術が不足していたように思います。
またMOON.の発売当初はおまけRPGゲームも付属しており、麻枝氏が20年以上前からRPGに興味を持っていたことが分かります。

MOON.のようなゲームをRPGとして、より多くのユーザー層に評価されるように再構成したのがヘブバンなのではないか?と思いました
もしこの予想が当たっていれば、現在ヘブバンが世間から広く評価されている事実は非常に喜ばしいことです。
ヘブンバーンズレッド MOON.から今後のストーリー予想まとめ
まとめとしては下記の通りです。
- 予想① つかさの母はセラフに適合できずに亡くなった
- 予想② セラフの力を得るにはキャンサーが必要
- 予想③ 特殊な才能を持っているとセラフに適合しやすい
- ヘブバンはMOON.の完全版を目指している?
今後配信される4章を気長に待ちましょう。
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