月とライカ3話は夜間飛行の高揚感が素晴らしい回でした。
光田康典さん(クロノトリガー)の音楽が今回もまた良い仕事をしています。
しかしなぜ飛行中のBGMがジャズ?と思い調べたところ納得できる理由がありましたので共有します。
夜間飛行シーンの高揚感は異常 さすがの光田康典さん

冷静に3話を振り返るとイリナが高所恐怖症を少し克服したというだけでストーリーはあまり進んでいないのですが、夜間飛行のシーンの高揚感は異常でした。
当ブログでは毎回音楽担当光田さんの貢献に触れているのですが、この高揚感は音楽が引き出している面が非常に強いです。
そして飛行機が雲の上に上昇したあたりからは軽快なジャズが流れます。
夜間飛行のBGMがジャズの理由:ジャズは自由だから

夜間飛行の最中BGMがジャズに変わり、レフが空に対して恐怖ではなく自由を感じてほしいとイリナに語りかけます。
この3話の山場となるシーンでジャズを採用したのはなぜだろうと疑問に思いました。
アニメのBGMでジャズは積極的に使われるジャンルではないからです。
私が思い浮かべたのはカウボーイビパップ(1998年放送)くらいです。
理由について私が調べた中で一番しっくりきたのは「ジャズは自由な音楽だから」です。
ジャズの面白さは、演奏中に奏者同士が曲調を変えたりリズムを合わせたりと、音楽を通じてその瞬間だけのメロディを作り上げることだ。
中には最初のテーマをアドリブで始めたり、アドリブが一切ない演奏が行われたりすることも。
いずれにせよ、自由に演奏し一期一会とも言えるメロディを楽しめるのがジャズの魅力のひとつだろう。
引用元:男の隠れ家デジタル ジャズは自由さと即興性を楽しもう! 初心者が押さえておきたいポイントを紹介より
レフはイリナに対して空は自由だということを伝えたかったわけで、ジャズを組み合わせることで自由を強調したかったのだという結論に至りました。
諸説あるので関連した意見も添えさせて頂きます。
月とライカと吸血姫 #03 夜間飛行
— oidon00 (@oidonohama) October 18, 2021
共産主義体制下のジャズバーといい単発機の滑走飛行シーンといい、描写に隙がない。
ジャズっぽくないジャズバーが夜空bgmの伏線になるとは。#月とライカ
雲の上に抜けるとBGMがジャズに変わるのは良い演出。空の上では国家や種族に捉われず自由になる #月とライカ
— がらもん@モデ2回済み (@vp2poseidon) October 17, 2021
気になること:イリナの宇宙飛行訓練への熱意の理由

ストーリー展開として今後気になることはやはりイリナの過去ですね。
なぜ宇宙飛行訓練に意欲的に取り組むのか理由に繋がってくるのでしょう。
逆にイリナの過去がわからないとイリナに感情移入して視聴することができないので、早く教えてほしいですw
追記:4話以降で明らかになりますのでお楽しみに。
月とライカと吸血姫3話感想 まとめ
月とライカ3話は夜間飛行の高揚感が見所でした。
光田さんが毎回いい仕事をしているのでファンとしては嬉しい限りです。
後はイリナの過去を早めに知れたら嬉しいですが、今後の展開に期待します。
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