アニメ月とライカ4話はイリナの幻想的なスケートシーンが見所でした。
しかしいくら何でも上手すぎる・・・フィギュアスケートで世界狙えるのでは?と疑問に思ったため、北国育ちの私がイリナのスケート技術について考察します。
またストーリーにおいてもレフとイリナの絆を深める重要な回であったため感想を紹介します。
スケートが上手すぎる理由の結論:アニメ的表現による演出

結論から提示しますと、イリナのスケートが上手すぎる理由は「アニメ的表現による演出」です。
スケートのシーンに関して原作者の牧野圭祐さんが原作の該当箇所を公開しております。
「月とライカと吸血姫」第4話
— 牧野圭祐『月とライカと吸血姫』アニメ&7巻10月 (@mkn_kei) October 25, 2021
ご視聴ありがとうございました!
第2話のときは原作の炭酸水の部分を連続で貼りましたが、今回は湖のスケートの部分をちょっとだけ載せます。興味あれば読んでみてください(第4話のネタバレです)。
第5話もお楽しみに。#月とライカ pic.twitter.com/iKlIWflw0G
原作ではイリナのスケートシーンに関して自由に舞い踊るという表現をしており、それをアニメで表すとフィギュアスケーターのような滑りになったということです。
つまりスケートの上手さはアニメ的表現であり、ラブライブで例えると穂乃果が雨やめと叫んだら次の瞬間雨がやんだようなものです。(わからない方すみません)
とはいえアニメ的表現で済ませるのも味気ないのでイリナが圧倒的なスケート技術を持っている理由を考察したいと思います。
イリナのスケートが上手い理由を考察する

仮説①:ソ連では普通
イリナがスケートを終えた後のレフの第一声は「宇宙に飛んでいくなんて信じられないよな」でした。
オリンピックで通用しそうなフィギュアスケートを見た後だというのにスケート技術自体には驚いていないところを見ると、ソ連ではこの程度滑る人は珍しくないのでは?という説です。
ところで私は北海道育ちなのですが、義務教育でスキーの授業がありました。

授業でやるのだから道民は全員上手いのかと思うかもしれませんが、実際にはスキーの上手さに応じてランク分けがされており、技術には差がありました。
同じように例えソ連でスケートが上手いのが普通でもここまでの技術は珍しいとは思いますが・・・
仮説②:イリナは故郷でスケートにのめり込んでいた

特にここまでの物語で語られはしなかったものの、イリナは故郷にいる頃からスケートにのめり込んでいたという説です。
実際経験者であることは間違いないと思いますが、この説の問題はなぜイリナのスケートを見たレフがスケート技術に無反応だったかわからないことです。
レフも酔っててよくわからない状態だったからでしょうか。
仮説③:レフの幻覚

レフは酒に酔っていたので幻覚を見ていたという説です。
実際イリナが月までジャンプするシーン等はイメージ映像ですが、それ以外のフィギュアスケートシーンも幻覚だったのでは?ということです。
この説であればイリナのスケートを見た後のレフの反応も納得がいきますし、案外的外れではないかもしれませんw
ストーリー:イリナとレフが互いに過去を知る重要回

4話のストーリーについてですが、イリナとレフがお互いの過去を知るという二人の関係にとって重要な回でした。
二人の関係が深まったからこそ、次回の閉鎖空間訓練の展開が気になります。
レフに頼ることを覚えたイリナは閉鎖空間での生活に耐えられるのか?
このシナリオ構成は上手いと思いました。
原作:Amazonリンク
月とライカと吸血姫4話感想 まとめ
月とライカ4話ではどうしてもスケートが気になってしまい、考察に時間を割いてしまいました。
間違いのご指摘や他の意見がある場合は連絡を頂けると嬉しいです。
次回の閉鎖空間での訓練も楽しみです。
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